山梨のワイン造り ブドウ栽培の今!#15

こんにちは。

醸造課の清水です。

梅雨入りから、およそ1か月。

モンデ酒造の自社畑では、無事にメルロー畑にレインガードを設置。
ベーリーA畑でも、かさかけ作業を終え、絶対に負けられない梅雨対策もひと段落を迎えました。

山梨県内の今年2,019年のブドウの成長は、昨年に比べおおよそ、1週間ほど遅れていると言われています。モンデ酒造自社畑でも、ほんの少し2018年より遅いかなという感触ですが、例年通り、順調にブドウが成長しています!

そんな、梅雨の晴れ間。

山梨市にある牧丘畑では、なんとも聞きなれない音が響き渡っていました・・・。

『カーン♪ カーン♪』
『ドスン! ドスン!』

そこには、職人さんの姿。

実はこれ、今春、モンデ酒造が新たに整備した牧丘のおよそ3反の新畑に棚栽培、垣根栽培を行うためのブドウ棚を設置する工事なんです。

(新畑については、#13ブログをご覧ください。http://www.mondewinery.co.jp/blog/brewing20190405_662/ )

畑には、大量の鉄パイプが運び込まれ・・・。
急ピッチで作業が行われていました。

そして、約10日後には・・・。

ほぼ形になってきました。

こちらのブドウ棚は、モンデ酒造では初めて採用した甲州式ブドウ棚と呼ばれるもの。

鉄パイプを使って、高く立てた帆柱とワイヤーで棚をつる方法で造られる棚で、園内の支柱の数が少なく、作業効率のアップが見込めます。

6月下旬には完成したコチラの棚では、「シャルドネ」の苗を育てていきます。

収穫となるのは数年後の予定ですが、是非ご期待ください!

この新畑に植えたのは、およそ450本の苗。

垣根栽培では「ソーヴィニヨン・ブラン」、「リースリング」、「シラー」などを植え付けていますが、植え付けから数か月・・・。

なんということでしょう・・・。

嬉しいことに、順調に成長しています。
複数の芽が出て、旺盛に伸び続けている中にはすでに、実を付けているものも!

そんなゴキゲンで元気なブドウもいるわけですが・・・。

実は、せっかく出たともいえる『実』や『芽』は切ってしまうんです!

なんともったいない・・・。

と思われるかもしれませんが、もちろんすべて切ってしまうわけではありません。

優等生になりそうな、元気で、絶妙なポジショニングで芽を出してきている芽を1つだけを選んで残し、そのほかの芽は全て切ってしまうのです。
こうすることで、1つの芽に集中して養分・水分を与え成長を促します。

今後の成長がとっても楽しみになってきます。

 

ところ変わって中央市にある豊富畑。

モンデ酒造自社畑では一番早くベレーゾン期(軟化期)を迎え、あと2か月ほどで収穫となる『ヤマソービニオン』を栽培しています。

まるまると実った果実は、もうベレーゾンを待つばかり。

2019年も順調にブドウが育っています。

もう少しで梅雨も明け、夏本番。
今月下旬ころには、デラウェアの入庫が始まり、ワイン仕込みのシーズンはもうすぐです。

ぜひ、今年のワインもご期待ください。

次回のブログでは、2019年最初のデラウェア仕込みの様子について、最新情報をお伝えしたいと思います。

今回も読んで頂きありがとうございました。

 

醸造課 清水