山梨のワイン造り ブドウ栽培の今!#12

こんにちは。
醸造課の清水です。

平成最後の冬も終わり、ついこの前あけたと思っていた2019年も、3月を迎えました。

山梨県では先月、甲府市で最小湿度6パーセントを記録するなど、乾燥した日が続き、気温もぐんぐーんと上昇。

実は、今の時期、ブドウは休眠期を終え、発芽に向け養分・水分を吸い上げようとしているんです。

ですが、ここまで乾燥した日が続いてしまうと、目を覚まそうとしているブドウが、養分・水分を上手く吸い上げることができず、芽吹きも悪くなってしまうのです・・・。

なので、今年に入り、ヤキモキしていたわけですが・・・。

ここ数日になってようやく、恵みの雨が!

醸造課一同、一安心。今年も良いブドウが収穫できそうです!

そして、山梨市にある牧丘畑でも、ブドウの芽が芽吹いてしまうほど暖かい陽気に。

春の訪れを告げる「ふきのとう」の芽も顔を出し、一気に春めいてまいりました!

そんな中、昨年末から行っている、自社管理畑での剪定作業も佳境を迎え、あともう少しで来年度へ向けた剪定作業が終わります。

剪定の良し悪しで、ブドウの出来が決まってしまうので、とても重要な作業です。

今回、醸造課で剪定を行っている自社畑は中央市、山梨市、笛吹市にある約16反の畑。
(自社畑の詳細は#1ブログでご紹介しています)
http://www.mondewinery.co.jp/blog/brewing20180509_382/

16反というと、なかなか想像がつかないかと思いますが、
1反が10aなので、160a。
1aが10m×10m=100㎡なので16,000㎡。
1.6ヘクタールになります。

坪にすると、だいたい4,840坪になります。
およそ8,772畳。6畳一間のワンルームでなんと、約1,460部屋分!!

これらの畑で栽培しているのは主に「ヤマ・ソービニオン」、「メルロー」、「マスカット・ベーリーA」、「甲州」の4品種。今年は日本を代表するブドウの産地、勝沼の熟練ブドウ農家さんにご協力いただき、例年以上に剪定に力を入れ、数年後をも見越した剪定を行いました。

2019年度のブドウの出来も是非ご期待ください。

 

そして、その2019年。

第6回 サクラアワード2019にて、
モンデ酒造の『マスカット・ベーリーA 上屋敷 2017』が2年連続“Gold”を受賞しました 。(昨年は、ヴィンテージ2016)

こちらのワインに使用しているブドウは、石和町上屋敷(かみやしき)で栽培されたマスカット・ベーリーA。

肥沃な土壌によって味わいが凝縮されたブドウを、収穫期限限界まで実らせることで、奥行きのある味わいとなっています。是非、ご賞味ください。


【FOODEX2019において】
サクラアワード主催者・審査責任者 田辺 由美 氏(中)
チーフ・ワインメーカー 水上(右)
ワインメーカー 笹本(左)

 


【マスカット・ベーリーA 上屋敷 2017】
自社畑上屋敷畑マスカット・ベーリーA種100%使用
タイプ:中口/赤ワイン アルコール分12.5%
(オンラインショップ ⇒ https://www.monde-wine.jp/SHOP/1004358.html)

 

最後に、前回のブログでもご紹介した、醸造課の冬のお仕事。

2019年を迎え、醸造課が中心となり進めていた、モンデ酒造の工場見学通路の改修工事は無事終了しました。

これまでになかった、ワインコンテストでの受賞歴を紹介するディスプレイや、数十年前の創業当時に造っていた洋酒等のミニチュアボトルの陳列棚を新設。

 

 

また、醸造課で行っている、ワイン造り・ブドウ栽培の作業工程を紹介するコーナーや、モンデ酒造の製品を紹介するディスプレイも、装いを新たに生まれ変わりました。

見学通路の改修を終えたモンデ酒造では、大きく2つのセクションで工場見学を楽しんでいただくことができます。

前半は、近代的な機械がずらりと並ぶ、ワインの充填製造ライン。

ワイナリーとしてはめずらしい、缶・瓶の製造ラインを備え、食品安全マネジメントシステムに関する国際規格である「ISO22000」の認証も受けています。

そして、後半はワインやブランデー等の醸造・貯蔵場。

足を踏み入れると、暖色系の間接照明によって、洞窟の中を連想させる空間が広がっています。
ワインやブランデーの香りも漂う通路では、モンデ酒造の畑やワイン造りに関する映像もご用意。ゆっくりと工場内の様子をご覧いただけます。

山梨へお越しの際は、ぜひ、モンデ酒造へも足を運んでいただければ幸いです。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

 

醸造課 清水